技能伝承の現状・課題

技能伝承とは、特定の従業員のもつ熟練技術やノウハウを次の世代に伝えて引き継ぐことです。 なんとなくシンプルな行為のようにも解釈できますが、技能・技術といった複雑なものを継承するには、明文化されてない、いわゆる暗黙知の共有などさまざまな課題があります。

製造業を中心に、少子高齢化の影響で世代交代とともに会社のDNAである知識や技能が失われていきます。日々変化が激しいデジタル世界と異なり、日本の伝統的なモノづくり企業には、職人芸とも言える匠の世界があり、それがグローバル市場においても、しっかりと競争優位性を保っています。しかし、その日本の宝とも言えるさまざまなノウハウが現場の職人の頭の中にあるというケースが少なくありません。

技術伝承の重要性

製造拠点を海外に移転したり、外国籍の社員を採用したりすることは、日常となっています。 海外生産拠点や日本で働く外国人労働者にしっかりと業務や手順、そして、暗黙知的な技能まで理解してもらうためには、さらにICTやビジュアル化の最大活用が重要となります。

我々の取り組み

暗黙知は、熟練社員の中に積み上げられた経験と、そこから来る勘や本人ですら意識していないコツやノウハウです。 企業にとっての競争優位性を持つ無形資産、武器になります。それを他者に伝承することは、日々の相互理解や文化の伝承に近いもので、非対面では到底達成できるものではありません。しかし、そうした暗黙知を明確にする一助としては、まず企業固有の技能・技術をできるだけ明文化することが第一歩となります。その強みとは何かを、それを有している人材からのヒアリングや知見から、暗黙知を探し出すプロセスがベースとなります。

承継すべき技術・ノウハウの明文化へのポイント

  • ICTを活用して暗黙知を共有知(ナレッジ)として標準化する 
  • ベテラン自体が意識していない勘やコツも丹念な取材・ヒアリングで引き出していく 
  • 時間・場所・デバイスを問わない情報アクセス性を持たせる→テレワークにも対応 
  • 承継者視点でのコンテンツを制作する 
  • 若手のキャリアアップへの目標を持たせる取り組みや、意欲向上の取り組みに活用する 
  • 伝承者から承継者への一方的な情報伝達ではなく、伝承者と承継者で共同で計画していく

我々の想い

技術伝承は一過性で終わるものではなく、数年以上の社員教育の一環として進めていく必要があり、企業の重要な知的財産を守っていく活動であります。我々は、製品やサービスのドキュメント制作や製造現場で培ってきた様々な経験からそれを手助けいたします。後継者に伝承すること、日本の匠、職人芸をしっかりと日本の宝として守っていくことに少しでもお手伝いできれば幸いです。

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